自分らしい働き方

「大阪動植物海洋専門学校」を卒業後、三津大敷組合に就職した田中 友吾(たなか ゆうご)さんは大阪府出身の21歳です。
デスクワークよりも身体を動かすような仕事に就きたいと考えていた田中さんは将来、ペットショップで働きたいと考えていました。
そんな中、学校のインターンで「むろと廃校水族館」を訪れるために室戸へ行くことになります。
水族館の紹介で大敷の漁船に乗せてもらえることになり初めて漁師という仕事を目の当たりにし、興味が湧いてきました。
そして「三津大敷組合」で短期研修を行いトントン拍子で就職することに。
誰にでもできる仕事ではなく、手に職を持った「自分らしい働き方」ができるというのが決め手だったそうです。
「大敷の仕事は大きな魚が揚がるとうれしいし、何より色々な魚が獲れるのがいいですね!」
と楽しそうに話してくれました。

Q.室戸に移住してよかったことは何ですか?

自然が多くて海も山も近いところがよかったと思います。
自然が好きなので。
それから、食べ物が美味しいと思いました。
近所の人も気さくで食事に招待してもらったりもしたんですよ。
そこで繋がった人とは付き合いが続いています。

Q.移住してきて困ったことは何かありますか?

大型スーパーが1件しかなく大阪に比べて物価が高いと思いました。
総合病院がないのもちょっと不安ですね。
それと、家の周辺の道が狭くて、引っ越してきた当初は運転にも慣れていなかったので車を擦ってしまいました。
あとは、プロパンガスや汲み取りトイレが初めてなのでそれも不安ではありますね。

Q.移住前に調べておいた方がいいことはありますか?

生活している中で当たり前だと思っていた選択肢が思ったより少なくなります。
例えば、TVの番組が民放だと3つだったり、コンビニが1社なのでお気に入りの総菜が買えなかったり、学生の頃によくお世話になった低価格な自動販売機もないのでちょっと残念でした。

Q.移住して生活面はどう変わりましたか?

以前は実家暮らしだったので一人暮らしになった事自体が大きな変化でした。
炊事、洗濯、掃除は放っておくとすぐにたまるんですよ。
また、漁師という仕事上、朝は3:30に起きて夜は21:00には寝ています。
がんばって起きていても22:00ですね。
以前の活動時間を前にスライドさせた生活に変化しました。


現在は室戸の暮らしにも少しずつ慣れてきて自炊したり、魚もさばけるようになってきたそう。
休みの日はドライブしながら高知の色々なところを巡ったり、三津以外の大敷組合の同世代漁師さんとも仲が良く、釣りをしたり室戸を満喫しているそうです。

 

【田中さんからメッセージ】

料理は出来た方が絶対いいですよ!
節約にもなるし、覚えておいて損はないと思います。

 

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