食を通じて室戸の魅力を伝えたい!

2020年12月に東京から室戸市に移住をしてきた大岩佑子(おおいわ ゆうこ)さん。

室戸に移住してくる前までは、イタリアで研究職、アメリカでは調理の仕事をしていました。アメリカに行く前に室戸に遊びに来ていて、室戸に移住したいと考えましたが、知っている人も少なく、車も運転できなかったので「自分が移住するのは難しい」と思い、断念したそうです。アメリカで仕事をしていた時、新型コロナウイルス感染症のため地元である東京に一時帰国、その後、室戸で2ヶ月半の短期アルバイトをしていました。アルバイトをしていると、さらに室戸の魅力を感じ、もっと室戸にいたい、室戸の食材の魅力を発信したいと考えるようになりました。2ヶ月半室戸で過ごし、知り合いも増えたころ、先輩移住者から「大岩さんも室戸に来ちゃいましょ!」と声をかけてもらったことをきっかけに、移住を決心したそうです。「不安はあったが、いろいろな人が仕事や住む場所の情報をくれ、助けてくれたので安心して移住できた」と教えてくれました。

そんな大岩さんに室戸を選んだ理由を聞くと、遊びに来ていてカツオのたたきや刺身・サツマイモ(西山金時)などの「食べ物の魅力に引き付けられた」からだとか。毎日素材をどう料理するかを考え、実際に料理をして食べるのを楽しんでいる!と聞いて、本当に料理が好きだということが伝わってきました。

         

現在は人と繋がりたい、旬の食材を知りたいということで、地域おこし協力隊として勤務しています。

室戸に来て困ったことを聞くと「事前にメリットデメリットを聞いていたので、困っていることは今はない」、良かった所は「人との繋がりが濃く、近所の方が気にかけてくれる」「畑や釣り・家庭菜園が楽しめる」と教えてくれました。近所の人との繋がりが強く、自然が豊かな室戸を気に入ってくれているようで嬉しく思いました。

大岩さんはこれから、「食を通じて室戸の魅力を伝えたい。」「飲食も含め外商も視野に入れて自分の店を持ちたい!」と語ってくれました。加工業や飲食店の開店に向けて頑張っています。

 

filed under: